戦略日記

広告表現でお客が決まる #180

広告表現でお客が決まる #180

戦略を決定したら、次のステップは、顧客に商品やサービスを知ってもらう広告活動となります。効果的な広告戦略を実行するためには、ターゲットとなる顧客を明確に定義し、適切な媒体を通じて適切なメッセージを届けることが重要です。

客層戦略に基づいた広告は、市場に与える影響が非常に大きくなります。新規顧客は、広告を通じて初めて企業や商品サービスを知ることになり、その印象が購買判断に大きく影響します。競合他社との差別化を図り、顧客の心を掴むためには、効果的な広告戦略が不可欠です。

「第一印象が大事」という格言は、心理学的にも裏付けられています。心理学では、最初に受けた印象が特に記憶に残りやすく、その後の評価にも影響を与える「初頭効果(Primacy effect)」という心理効果が知られています。

さらに、アルバート・メラビアン博士が発表した「メラビアンの法則」によると、コミュニケーションにおいて、言語:7%、聴覚:38%、視覚:55%と、視覚情報が最も大きな影響を与えるとされています。つまり、顧客にとって、見た目の印象が非常に重要であると言えます。

加えて、「ハロー効果」と呼ばれる心理効果も考慮する必要があります。ハロー効果とは、ある特徴が突出していることで、その印象に引きずられて別の部分の印象も変化してしまうというものです。良い部分が目立つ人はその他の部分も好印象に見え、逆に悪い部分が目立つ人はその他の部分の印象も悪く見えてしまうのです。

客層戦略では、所得と世代という2つの細分化で顧客を分類し、それぞれの購買価値や購買基準を分析することが重要です。この分析結果に基づいて、広告表現を適切に設計することで、より効果的な顧客獲得につなげることができます。

ホームページ、看板、名刺、チラシなど、あらゆる広告媒体において、一貫した広告表現を維持することが重要です。メッセージやデザインに一貫性がないと、顧客に混乱を与え、企業やブランドに対する信頼感を損なう可能性があります。一貫した広告表現は、顧客に強い印象を与え、ブランド認知度を向上させる効果があります。

顧客の興味を引くような魅力的なメッセージなど効果的な広告表現は、顧客との接点を創出し、購買へと繋げる架け橋となります。客層戦略に基づいた効果的な広告戦略は、新規顧客の獲得だけでなく既存顧客の購買促進にも貢献します。

広告表現によって来ていただく顧客は決まってしまうのです。