戦略日記

企業は人なりの”人”は社長である

企業は人なりの”人”は社長である

「企業は人なり」「人材こそ最大の財産」は良く知られている格言です。経営の神様と言われた松下幸之助氏をはじめとする名だたる経営者や歴史に残る名将たちが大切にしていました。

もちろん、企業は人で成り立っています。人が大事ではないという訳ではありませんが、素晴らしい戦略に基づく経営の仕組み、ビジネスモデルがなければ人を活かすことが出来ないといえます。

実際のところ、多くの中小企業経営者は常に人の問題に悩まされています。
例えば
●採用したがすぐに辞めてしまう
●そもそも優秀な人を採用できない
●職場の人間関係がよくない
●社員のモチベーションを上げるのに苦労している
●なかなか一人前に育たない
なぜ、このような人に関わる問題がなくなっていかないのでしょうか。
それは大半の会社が人材依存型の経営になっているからです。

戦略経営で成長する会社は仕組み依存型経営なのに対して、ほとんどの中小企業は人材依存型経営になっているといえます。

仕組み化といえば、人(社員)を軽視しているように思えるかも知れません。そうではなく、経営者の優れた戦略があり、ビジネスモデルとしての仕組みを経営とするならば、社員の能力を成長させ、最大限に発揮できるものとなります。

経営におけるマネジマントは、人を通じて仕事を進化させることではなく、仕事を通じて人を進化させることである。

活躍できるのは、その人しだいにするのではなく、人が持っている可能性を発揮してもらう仕組みが必要なのです。

「うちの社員は、頑張ってよく働いてくれて、夜遅くまで残業してくれる」と経営者が話していることがありますが、これは「私は経営者として戦略がなく無能です」と言っているのと変わらないことだと感じます。

人間尊重の経営を根本として本当に社員が大切であるなら、社長自身が戦略経営を学び、優れたビジネスモデルを構築して社員が活き活きと成長できる会社にすることなのです。

学ぶべきは社員の前に、先ずは社長なのです。