戦略日記

カテゴリ1位への道は決断から始まる

カテゴリ1位への道は決断から始まる

顧客満足といいながら、自社都合の商品やサービスばかり考えている。商品は極力安くして、数多く売りたい。売上が増えれば良しと考え、その為に社員を増やしていこうと思ってしまいます。

社員が増えていきますので、そのうち大きなオフィスが必要と感じ、自社ビルでも建ててしまおうかと考えます。会社の箱は大きくなり、外見もよく「大きく立派な会社ですね」と周りから言われ、まんざら悪い気がせず、逆に良い気分になっていきます。

実態を見てみると粗利益は、高くなく社員は疲弊し、不平不満が出始めます。経費もどんどん増える一方で、利益は低いか赤字経営になっています。これは過去における経営概念で、一般的によくある経営者のスタイルです。

売上主義だと、こうなってしまうのです。これだと何のために苦労して経営しているか本末転倒になってしまいます。
いわば、やってはいけないことを全社あげて全力で行っていることになります。

ランチェスター戦略でいう1位主義は、ひと言でいえば、戦略構築を最優先して、市場占有率を高め競合他社より競争優位になることで、パレートの法則を働かせ利益の集中を起こさせることです。

そして戦略により、一人当たり粗利益を先ずは業界平均の1.2倍、2倍、3倍と増やしていき企業としての力を強くしていくことです。そうすれば、大切な社員に良い給料が出せて、家族にも喜んでいただけ、顧客へクオリティ高い商品やサービスを提供でき、協力会社にも喜んでもらえるのです。

地域でも一際、存在感のある企業となるでしょう。益々、認知度が上がり、評判も良くなり成約率も高まっていきます。

実際に直接お聞きした話ですが、倒産寸前からランチェスター戦略で、今や1位となり地域シェア30%を超える社長曰く「小さい頃から親から、決めたことは一生やり抜けと教えられました。私の性格もあるのでしょうが、決めたことはやり続ける。」と仰っていました。

正に継続することで凄い世界に行けるのだと感じました。
さらには倒産寸前で苦しんでいた時に「ランチェスター戦略を学び続け、実践して絶対1位をとる。」と決めたそうです。カテゴリ1位になるためには、最初に決める。すなわち退路を断つことから始まります。