戦略日記

戦略と戦術の違いを正しく知り経営手腕を高めよ

戦略と戦術の違いを正しく知り経営手腕を高めよ

戦略とは、経営において会社全体の効果的な勝ち方のルールで知恵の創出と言えます。
良い社長になるには
(1) 経営規模によって変わる、社長の正しい役目をきちんと認識する
(2) 社長の役目一つ一つのやり方を本気で研究する
(3) 競争相手の社長より実力を高める
こうなれば業績は良くなるばかりか、社員の実力も高くなっていきます。逆に社長の役目を正しく認識せず、研究をしなければ業績は悪くなる一方となります。どちらかになるかは、社長の腹しだいで決まります。

社長である限り、誰もが良い社長になりたいと思っています。一般的には、社長として良い人かは、人柄とか人格で見られる場合が多いです。これもとても大事です。しかし、「良い社長」になるためには、まず社長の役目をきちんと認識し、その役目のレベルの高め方を研究し、同業他社すなわち競合相手の社長より経営の腕を高めることです。

自社の規模に合った正しい目標を定めるには、高度な経営戦略の知識が必要になります。目標と戦略は異なりますが、これらをまとめて広義の戦略と言います。広義の戦略のウェイトは86%にも及びます。

戦略は無限効果性で、戦術は有限効率性となります。
戦略の意味は、巷に溢れている書籍や経営セミナーなどでバラバラになっています。バラバラというよりメチャクチャになっているのが実態です。
●目標を戦略と言っているコンサルタントが多い
●長期の目標を戦略と言っているケース。経営計画書づくりの本などによく出ている
●会社が将来に向けて進む方向(ビジョン)を戦略と言っている
●重要なことを戦略と表現している。戦術にも言える

社会人になって行う仕事は、全て戦術になります。独立後に経営して行う仕事も戦術が中心になります。これが原因となり、戦術に詳しい社長はとても多いのです。しかし、戦略は全く別物であり戦略は戦術の延長線にはありません。別途の学習、研究が必要になります。

ところが「戦術7年、戦略15年」といわれるように、戦略はとても難しいのです。
結局、戦略と戦術の区別がつかず、目で見える戦術だけが経営者の仕事と信じ込む人が多くなります。実際、戦術だけを考え、いじっていた方が楽だからです。しかしながら戦術のウェイトは全体の14%しかありません。14%だけで業績を良くすることは到底無理となります。

本屋に行くと「戦略的○○」と書かれた本が山のように並んでいます。こうした本を経営者であれば何冊か持っていると思います。その中で、「戦略とは」と書いてある部分を抜粋して比較してみるとよいでしょう。著者によってバラバラになっているはずです。残念ながら同じものは一つもありません。

会社は人で決まるといいますが、その人とは紛れもなく「社長その人」になります。
数多の経営コンサルタント、教育コンサルタント、賃金コンサルタントなどは、戦略と戦術の違いがわからず曖昧にしています。曖昧というより、むしろ誤魔化しているといっても過言ではありません。これが経営を混乱させる元となってしまうので充分注意しなければなりません。

戦略と戦術の違いをしっかりと学び研究し、社長の戦略実力を高め、ウェイトに基づく経営の実行手順を行なわなければ、良い会社になっていかないのです。